MEMBER'S STORY #04社員ブログ
誰もやってないことを、やる。
中学のホームページから、ここまで。
「なんでそんなに手を出すんですか」と、よく言われます。
中学でホームページをつくって広告で稼いで、高校でイベントを打って、大学は入ってすぐ行かなくなって、わかめを売りにアジアへ行って、コロナで全部止まって、深圳で見つけた電子タバコが当たって、いまはAIの会社で開発部長をしています。並べると一貫性がないように見えると思います。でも自分の中では、ずっと同じことをしています。
社員ブログの4本目は、開発部長の本山です。長い自己紹介になりますが、言いたいことは1行だけです。
広島に来た理由。
その前は、福岡で会社をやっていました。2023年に自分の会社をつくって、VTuberやAR/VRの制作、AIデザイン、海外ビジネス支援、EC。世界で初めてAIモデルのオーディションを出版社と共催したのも、この頃です。26歳のときには天神三丁目 ── いわゆる親不孝通りの町内会長にもなりました。全国初のワーキングスペースをつくって、箱型のデジタルサイネージを立てて、町内会に部活動をつくった。居住者の95%が単身世帯で、20代までが7割の街です。前例がないから、全部つくるしかなかった。
誰もやってないことに挑戦して、新しいカルチャーをつくり出すことが好き。
3年前に取材で答えた言葉ですが、いまも1文字も変わっていません。
で、なぜ広島か。ひとつだけ確かなのは、自分が動く基準がずっと「そこに無いものがあるかどうか」だということです。親不孝通りのときも、無いから全部つくった。広島とAIの組み合わせは、いままさに誰も答えを持っていない領域です。すでに正解が出ている場所より、そっちのほうが面白い。ぼくにとっては、それで十分な理由でした。
中学のホームページから、ここまで。
長崎の佐々町という町で育ちました。中学でスマートフォンが出てきて、そこでWebサイトをつくり始めた。ちょうどスマホアプリの草創期で、掲示板サイトを立ち上げて、アプリのインストール広告で稼ぎ出しました。中学生です。いま思えばよくやったなと思いますが、当時はただ面白かった。
高校は佐世保商業の国際コミュニケーション科。1年でワシントン大学に短期留学して、3年間ずっと首席でした。ただ学校の外のほうが忙しくて、地元の佐世保で1000人規模のパフォーマンスイベントを企画したり、福岡の親不孝通りでクラブイベントをやったりしていた。福岡大学の商学部貿易学科に進みましたが、起業家が集まるシェアハウスに引っ越して、そのまま中退しました。
青森のビジネスコンテストで白神山地のわかめに出会って、アジアで売ろうとして香港へ行き、深圳へ行き、フィリピンまで行きました。販促でつくった「ワカメボーイズ」は当たったのに、肝心のわかめはさっぱり売れなかった。営業代行もやって、ソフトバンクで日本一、BBIQで九州一を獲りました。20歳で結婚して、東京に出ました。
お金を稼ぐこと自体が楽しかった。いまから振り返ってみると、一種の反抗期だったのかもしれない。
コロナで、事業のほとんどが止まりました。そのとき手元に残っていたのが、深圳で見つけていた電子タバコです。「持ち運びシーシャ」として売ったら、これが大きく当たった。YouTuberのヒカルさんとのコラボ商品も生まれました。止まったから見つかった、という言い方はあまり好きじゃないけれど、実際そうでした。
開発部長の仕事は、つくって、渡すこと。
いまやっていることは、大きく2つです。
ひとつは、つくること。社内で使うシステムも、お客さまに出すプロダクトも、まず自分で手を動かして形にしてみる。AIが出てきて一番変わったのは、「思いついた」と「動くものがある」の距離が異常に近くなったことだと思っています。数年前なら企画書で止まっていたものが、その日のうちに触れる状態になる。だったら、会議で議論している時間がもったいない。つくって見せたほうが早い。
企画書で止まっていたものが、その日のうちに触れる状態になる。
もうひとつは、渡すこと。7月にはAI初心者向けの実践型研修に講師として登壇しましたし、8月の「クリエイティブ×AI」講演会・交流会では窓口をやっていました。社内でも、自分が見つけた使い方はだいたいその日のうちに全員へ流しています。抱えていても価値が増えないので。自分が2時間かけて分かったことを、他の人が5分で使えるようにする。いまはそれが一番リターンの大きい仕事だと思っています。
IPO、そして宇宙へ。
これからの話をします。まずIPO。そのあとは宇宙です。笑うところではなくて、本気でそこを見ています。事業で安定した基盤を築いた後は、新しい国づくりを目指したいと、ずっと言ってきました。規模の話をしているのではなくて、「今ないもの」を置きにいく相手が、街から会社へ、会社から国へ、国から宇宙へと移っていくだけです。やっていることは、中学生のときと変わりません。
好きな言葉があります。ドラマ『リッチマン、プアウーマン』の、小栗旬さんのセリフです。
今ここにない未来は自分で創る。
広島には、まだ無いものがたくさんあります。無いということは、つくれるということです。だから、ここにいます。
一緒に何かつくりたい人は、誰でも声をかけてください。だいたい「いいね、やろう」と言います。